泊まらせてもらった叔母は、毎日4時に起きているらしい。母はそれに釣られて一緒に起きてしまったようだが、ワシは6時に起きた。朝食を取り、新聞を読むなどノンビリ。

伯父の葬式は11時から。それに間に合うようにするには、2時間かかるので、8時15分、NHKの朝ドラが終わってから出発となった。バスは土曜日ダイヤなので本数が若干少ない(といっても仙台のように極端に少なくはなっていないようだ)。

今日もお盆のせいか、道路は空いているようだった。バスや電車はけっこう乗客がいたが、座ることが出来た。ワシらは荷物があるので座れないと辛いのだ。予定どおり10時ちょっと過ぎに杉並区の某寺に到着。今日はさすがに遺族の家族が既にいた。

11時から葬式が始まった。12時頃に出棺。火葬場へ移動。終わるまでの約1時間、控え室で飲みものとお菓子が出た。1時半頃に火葬が済んで骨上げ。来た道と違う道を通って寺に戻り、本堂で読経、お焼香。初七日の法要も兼ねていたようだ。

そして別室で精進落し。一般的には遺族がひとりひとりにお礼を言って回るのだと思うが、そういうことは全くしない遺族だった。いままでの不可思議なことについて、得心が行ったような気がした。

3時過ぎには早くもお開きとなり、ワシと母は帰路に就いた。帰りも新幹線の指定を取ろうとみどりの窓口へ。東京から仙台へは「帰省のUターン」とは逆方向のせいか、指定席は簡単に取れた。4時半頃の、上野と大宮しか止まらない新幹線に乗って、仙台に帰った。仙台駅から自宅へは、荷物があるし疲れていたのでタクシーを使って行った。父は明るいうちに福島から帰宅したらしい。すでに戻っていた。

夏季休暇の前半二日間は、慌ただしく終わった。