この2話は、きれいなエマ中尉おねえさんが活躍する。そして、カツも活躍する。
25話では、エマ姉さんはガンダムMK2で、コロニーがグラナダに落ちないように方向を変えるのに活躍した。それもティターンズのザクをやっつけながら。
さらにエマ姉さんは26話で、ティターンズのヤザンの攻撃からラーディッシュを守るために必死に戦った。そして、やられそうになっていたカツを助けた。
一方カツはというと、25話では、シロッコの命令で降伏のふりをしてきたサラにだまされて、サラを逃がしてしまう。お約束な話の流れだが、悔し涙を流すくらいだから、カツはきっと一つ大人になったと思う。
26話で、カツはエマを助けるため、というよりも、皆から一人前に見られたくて、無謀にもGディフェンダーに乗って出撃してしまう。エマやカミーユの足を引っ張る形になってしまったが、最後はカミーユを助けることになった。普通はものすごく怖くて、体が動かなくなってしまうだろうに、カツは勇敢だ。
ところで、25話で面白いものが登場した。エマが食堂で「おみくじ」を引いたのだ。
いや〜あ、懐かしい。昔、ひなびた食堂(特にラーメン屋系)には必ず置いてあったやつだ。お金を入れて、レバーを引くと、小さな紙の巻物が出てきて、いろんな運勢の書いてあるやつ。
20年前のアニメだから、そのころなら、まだ珍しい部類のものでは無かっただろう。
しかし、ギャグっぽいね。
こういう時代を感じさせるものを登場させるのは、未来が舞台の作品では止めた方が良いと思う。
例えば、「ポケベル」が出てきたら、どうだろう。携帯電話だって、どんどん小さくなったり、デザインが変わったりするから、10年後に見たら興ざめするかもしれない。