不祥事などに対する謝罪会見は,すっかりお茶の間に溶け込んでしまいましたね。
この謝罪会見ですが,記者などから鋭い突っ込みや,わざと怒らせるような質問がたくさん出てくるようです。
これに対抗するため,先見の明のある会社では,謝罪会見のリハーサルを,専門の会社からアドバイスを受けて行っています。少し前にテレビで観ました。
さて,今日書きたいのは,謝罪会見の本気度についてです。
謝罪ということですから,申し訳ないという気持ちを公に表さなければならないのですが,個人的に,謝罪しているようには見えないことが時々あります。
某ボクサーや某横綱の会見場面については,ワシ以外でも謝罪に見えなかった人がかなりいらっしゃるようですので,今回の話には含めません。
ワシの場合,まず初めに,謝罪が本気かどうかを感じるのは,「申し訳ない」と頭を下げるときの態度に対してです。
その1:座ったまま
話になりません。この人は自分が悪いとは絶対思っていません。
本気度ゼロ。
その2:立ち上がって頭を下げるが,手を机に付いている
本気で謝っているように見えません。良くない態度だと思います。
本気を感じられません。
その3:立ち上がって,両手は体の横につけて,普通にお辞儀をするように頭を下げる
これが基本でしょう。心の中は分かりませんが,悪い態度ではありません。
その後の質疑応答で,またいろいろあって,本気度が見えてくるわけですが,ワシの場合の第一印象について,今回は書きました。
謝罪会見の予定のある人で,コンサルタントに頼むお金のない人は,この本をオススメします。
そんな謝罪では会社が危ない