ワシの住んでいる家は築約35年の木造二階建て。地盤が丈夫なのか、過去2回の大震災に耐え、壊れること無く住める状態にあります。しかし、至る所に手抜きのような、技術的に未熟のような、いい加減な作りの箇所が多いのです。当時大工に注文した父が、そのような「欠陥」を知ってて見逃したのか、気付かなかったのかは分かりません。いずれにせよ、住みづらいところを我慢したり、ちょっとしたリフォームをしたりして、今日まで至っております。
今回は2階にあるワシの約6畳の部屋の床を張り替えました。この部屋の床は当初から平らで無く、傾いていました。
写真を見ても分からないのですが、奥のコンセント辺りから手前に向かう所が「山」になっていて、左右に向かってなだらかに(^_^;下がっています。だから家具は真っ直ぐ立ちません。車輪の付いた椅子は転がります。体は何となく傾いたような変な感じになります。
4月26、27、29日(土、日、火曜日)に部屋の荷物を全部、物置や他の部屋へ運び出しました。パソコンは当分使えません。寝る場所は1階の客間に。
工事は以前から懇意にさせていただいている大工さんに頼みました。たぶんもう10年くらいのお付き合いです。東日本大震災後から、この大工さんも家屋の復旧(リフォーム)の仕事がたくさん入って、ワシのような震災に直接関係ない仕事は後回しになっていました。
さて、工事は30日朝から始まり、3日間(2日半)かかりました。元々の床板は剥がさずに、上に細長い木を、高さ調整しながら敷き詰め、その上に新たな床板を張ることになりました。
5月2日午後3時ごろ。完成しました。今までより床が約4センチ高くなりました。
床板はホームセンターで「B品」と呼ばれている「訳あり」品を買いました。古い家なので、お金の節約を優先しました。
床は水平になりました。見事なもんです。家具は真っ直ぐ立ちました。これで当分安心して過ごせそうです。しかし、部屋を整理するのに4日夜までかかってしまいました。しかも筋肉痛が。ワシが本当に休めたのは昨日と今日(5、6日)となりました。